
こんにちはタカです。
私は、最近海外に行くことが厳しくなる前までは冬を追いかける生活をしていました。
ニュージーランドの冬 ➡ 北海道の冬 ➡ オーストラリアの冬 ➡ 北海道の冬
この日本の夏もニュージーランドに行けそうでしたが、こんな状況で行けなくなりました。。。
今回は私がオーストラリアでワーホリしていたときの給料についてお話します。
ワーキングホリデーで海外で生活するって聞くとお金のやりくりが大変そうって思うかもしれません。実際、給料があまり高くない国もあります。ですがオーストラリアはそうではありません。
最低賃金が日本と比べ格段に高いため、アルバイトでも手取り月30万円は無理じゃありません。
実際、私は冬だけの季節従業員(俗に言うアルバイト)でしたが税金と家賃を引いた手取りで月40万円を稼いでました。
税金と家賃抜いて40万円/月ですよ。しかもアルバイトで。オーストラリア様様です。
実際の給料を全公開
その時の給料がこちらです。6月24日の週から9月23日の週まで14週間働いていました。
その時の給料は週払いで月曜初め日曜日終わりという形でした。週毎に税金や会社のシェアハウスの家賃を天引きし、銀行に振り込まれた額が上のシートのオレンジのラインになっています。わかりやすいように円に換算してあります。
最初の2週間はあまり日数を働かなかったたため全体に比べ低いですが、全体で計算し平均して手取り10万/週って感じでしょうか。
税金も家賃も引いて週10万って感覚がおかしくなりますね
どんな仕事?
なんでこんなに高いの?ヤバい仕事してたのって?
いやいや、仕事はスキー道具のレンタルです。お客さんに合うブーツの種類やサイズ、スキーの種類などを用意する仕事です。
それに加えて私はスキー板をチューンナップするワークショップでも働いていました。

なぜこんなに給料が高いの?
なぜこんなに給料が良いのか?
①勤務時間が長かった。
私の働いていたスキースノーボードショップは冬の間24時間営業という他では、類を見ない営業を行っており、その長い営業時間に伴い私達従業員も一日最長12時間勤務していました。
昼間勤務(基本5:30AM-5:30PM)と夜勤(基本5:30PM-5:30AM)のチームに分かれており私は昼勤のみでした。
人によっては一日10時間や8時間勤務の方もいまいしたが、そのへんはボスにどれぐらい働きたいかを伝えれば対応してくれる感じでした。私も最初は週4日勤務でしたが週5日に変更してもらいました。
週5日勤務 × 12時間 = 60時間 が私の1週間の基本的な勤務時間でした。
一日12時間を聞くと辛そうなイメージを持つ方もいるかも知れませんが、実際には自分が好きなスキーに関わる仕事で、みんなでワイワイ働く、給料がバカ高いってことがあり、全く苦ではありませんでした。
②法定最低賃金が高い
実際の私の給料明細を見てみましょう。

総支給額 $2,097(159,855円)
手取り$1,617(123,240円) – 税金と家賃を総支給額から引いた額
基本賃金 36.76時間 × $26.7(2,038円)
基本賃金×1.4 1.23時間 × $29.97(2,288円)
基本賃金×1.75 3.00時間 × $37.46(2,860円)
基本賃金×2.25 20.03時間 × $48.17(3,678円)
合計勤務時間61.03
月火金土日の勤務でこの給料です。何度も言いますが、月収ではなく週の手取りです。
基本最低賃金が$26.7となっておりその時点で日本円にて2,038円とかなり高いのですが、週末や早朝、前日のシフトとの間が12時間未満だったりすると、更に賃金が上がり、高いと時給$48.17(日本円で3,678円)と爆上がりします。
調べて見ると私の職種(小売販売アシスタント Retail Assistant)では大雑把に下記の時給みたいです。
基本最低賃金 $26.76
土曜 $29.97
日曜 $37.47
残業 最初の三時間まで $37.47
残業 3時間以降 $48.17
休日 $53.53
ですが、実際のもらった給料明細と見比べてみても計算が合わず(むしろ実際のほうが高い)、色々調べてみると前日のシフトとの間が12時間未満であったり、早朝シフト等だとまた変わるようで、計算が複雑でわかりまへん笑
まとめ
そんだけ給料が高いと物価も高いでしょって思うかもしれません
実際、物価は日本と比べて少し高いですが、給料はそれよりも断然オーストラリアの方が高いので、多少物価が高くても気になりませんでした。
また、すべての企業がしっかりと法律に則った賃金をくれるとは限りません。私がこのショップで働く前に3週間ほど他のショップで働いていましたが、給料明細はない、次の日のシフト表もなく毎晩連絡して聞く等のひどい職場でした。その時は不満が沢山ありました。
それで隣町に引っ越し、こちらのショップに転職しました。こちらのショップは超ホワイト企業ですね。
給料以外にも、
・毎週2日ほど、各カウンターにサクランボやイチゴ、キウイ、バナナ等が入った特大フルーツバスケットの提供
・隣接したガソリンステーション内にある売店でスナックを格安で購入できる。
・発注担当者が在庫の追加注文する際に、欲しいサングラス聞かれて答えたら、2万円以上するやつをプレゼントされた。
・冬はウィンターギアから春先はシャツやスニーカーまで幅広くある商品を40%OFFで購入可能
と、なにからなにまで最高でした。
以上、去年2019年にオーストラリアでのバイト事情についてでした。

コメント