FPVドローンの種類 まとめ

FPVドローンについて興味が出てきて、色々調べてみたものの、自分が納得できる日本語のまとめがなかったため、自分用としてまとめました。

調べてみると、色々と専門用語がたくさん出てくる。
Tiny WhoopやCine Whoop、Racing Drone、Toothpick、5インチ機
何のことやらわからないですよね。
ここでは、サイズと用途による二つの分類で大まかにまとめました。

サイズによる分類

FPVドローンは名称(Tiny Whoop等)で呼ばれる場合と、サイズで呼ぶ場合がある。
またサイズで呼ぶ場合は、プロペラのサイズとホイールベースのサイズの二つの分類の仕方に分けられる。
プロペラのサイズはインチによって表記されるのが一般です。(1inch = 25.4mm)
ホイールベースというのは対角線上のプロペラの中心の間の長さのことで、こちらのミリメーターによって表記されるのが一般的です。

下記に示す表は各サイズごとの用途や速度、フライト時間、使用するバッテリー等を大まかに当てはめたものとなります。
特に速度やフライト時間、使用するバッテリー等は、実際に使用する機材により大きく変化するものですので参考程度となります。

プロペラサイズ
(inch)
ホイールベース
(mm)
用途速度
(km/h)
フライト時間
(min)
バッテリー
1.5 ~ 2″50 ~ 100mmTiny Whoop / Freestyle
タイニーウープ / フリースタイル
80 km/h3 ~ 5300mAh 1S
2.5″100 ~ 140mmFreestyle / Cinewhoop
フリースタイル / シネウープ
100km/h3 ~ 8850mAh
4S
3″140 ~ 180mmFreestyle / Cinewhoop
フリースタイル / シネウープ
120km/h3 ~ 101300mAh
4S
5″200 ~ 220mmRacing/Freestyle/Camera
レーシング / フリースタイル / カメラ
200km/h3 ~ 101500mAh
6S
6 ~ 7″250 ~ 500mmLong Range/Camera
ロングレンジ / カメラ
150km/h10 ~ 152200mAh
4S

よくFPVドローンについて調べていると見かける5インチ機というのは、上の図よりプロペラサイズが5インチのもので主にレーシングやフリースタイル、比較的大きなカメラを載せるものということですね。

名称ごとよる分類

Tiny Whoop (タイニーウープ)

GEPRC Thinking P16 HD

Tynyは小さな + Whoopはプロペラの周りにあるガードを意味し
小さなプロペラガードのある機体を指します。プロペラサイズ2インチ以下のものを指すことが一般的なようです。
またサイズに関わらずプロペラガードのある機体はWhoop機と呼ばれます。

Tyny Whoopは小型でかつ、ぶつかってもものを壊す恐れが低いため室内で遊ぶのに特に適しています。
また本体の耐久性も高いため初心者の練習機にも適しています。

Cine Whoop (シネウープ)

GEPRC CineLog30

CineはCinematicの略で 動画撮影用のWhoop機となります。
GoPro等のアクションカメラを載せ、動画を撮ることをメインとした期待です。2.5インチほどの小さな機体では剥きプロと呼ばれるGoProの外装を剥ぎ軽量化したものを載せるのが適しており、それより大きい3インチ等になるとGoProをそのまま載せることも可能となってきます。

Racing Drone (レーシングドローン)

GEP-Mark3

名前の通りレースの為のドローン。詳しくは大会のレギュレーションによって仕様が決まる。
レース用なので軽量化重視のためプロペラガードはつけない、アクションカム用のマウントも省かれる。
TinyWhoopを使用する大会もあるのであくまでレースで出るための機体で、その形状やサイズはレースによって大きく変わる。

Toothpick (トゥースピック)

SMART Toothpick Freestyle

Toothpickは爪楊枝の意味で、本体から伸びる4本のアームが細くプロペラガード等の補強が無いことを指します。軽量化につながる一方耐久性には欠けます。

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