このページではON3P 2020/2021 モデルが昨年モデルと大きくどこが変わったのかと
人気モデルであるJefferyとMagnusについて主に書いてあります。
目次
全体的な変更点
去年までのON3Pと今年の新モデルで大きな違いが１つあります。
それは新しいファイバー素材を使用していることです。
去年までは、グラスファイバーとカーボンファイバーを重ねて使用していましたが、新モデルではグラスとカーボンの織り合わせファイバーを使用しています。
今までの２レイヤが１つのレイヤで済むようになり、接着剤の削減とレイヤー剥離の恐れがなくなり、より軽量かつ強靭なスキーとなっています。
ここでいう強靭とは耐久性の意味なので、ON3P特有のロッカー部分のフレックスは変わりませんので心配なく!
Jeffery (ジェフェリー)
フリースタイルのDNAを加えたオールマウンテンスキーであるJeffery。
昨年までの3種類の幅(96mm/108mm/116mm) に102mmを加え４種類の幅のラインナップになっている。もちろん新しいファイバーを使っているため去年より軽量かつ強靭なスキーとなっています。
パークでも使えるJeffery。パークとフリーライドどっちにより重みを置くかで選んでみると良いかも
例えば パーク8 :フリーライド2 なら Jeferry 96
パーク5 :フリーライド5 なら Jeferry 102
またJeffery 96 とJeffery116では回転半径が少し小さくなり、よりクイックなターンが可能になっている。
Magnus (マグナス)
Magnus graner のシグネイチャーモデル Magnus
ラインナップは今まで通りMagnus90 と Magnus102.
パークでより取り扱いやすいのはMagnus90
バーターしたときの安定感を求めるならMagnus102(フリーライドも楽しめる!)
変更点は、こちらも新たなファイバーによりより軽量かつ強靭になっています。
ただ、去年モデルよりテールが少しだけ固くなっているらしく、後ろで踏ん張りが効きやすくなっています。
またカスタムスキーでMagnusを選ぶとエッジレスを選択出来るようになりました!! これでストリートスキーの準備ができたね
HACKEL PRO 1 と MANGO SUNRISE
数量限定発売のHACKEL PRO 1 と MANGO SUNRISE
HACKEL PRO 1 は Alex Hackel のシグネイチャーモデル
MANGO SUNRISE は Jake Mageau のシグネイチャーモデル
どちらもMagnus102のデザイン違いですが数量限定発売となっています。
X games Real Ski 去年のファン投票１位、今年のゴールドメダリストのJake Mango
今年 今年のファン投票１位、ブロンズメダリストのAlex Hackelその二人の限定モデルなんて欲しくなりますね。
バックカントリー用モデル
Jeffrey108やWoodsman108、BillyGoat108、BillyGoat(116)などにはバックカントリー用に薄いエッジとソールを使用し軽量化を図ったTourモデルが導入されました。
Jeffrey108 186cm は標準2.15 kgのところTourモデルは1.75 kg
Woodsman108 187cm は標準2.19kgのところTourモデルは1.79 kg
とようにかなりの軽量化が実現されています。
まとめ
今年の変化点の一番の注目は、新たなファイバーをすべてのスキーに使用し、より軽量かつ強靭になったことでしょう。
どのモデルにも恩恵があります。
強靭と軽量という相反するような改良を同時に行っており、今年の変化はとても大きなものだと感じます。
